MID Medtech Innovators Development Program

令和7年度
医療機器開発イノベーション
人材育成プログラム

TOPICS

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MID3各チームによる最終報告書

新型コロナ(COVID19)感染予防対策のため、報告会開催に代わり、MID3受講者によるチーム報告書を掲載致しました。

ウェブアクセシビリティ方針

当サイトは、日本産業規格JIS X 8341-3:2016「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」に対応することを目標とし、アクセシビリティの確保と向上に取り組んでいます。

ABOUT MID

東京都は、成長著しい医療機器産業において、優れた技術や創造力を有する中小企業の活躍の
場を広げるために医工連携による医療機器開発を支援する事業を行っています。
その中で医療機器開発イノベーション人材育成プログラム
(Medtech Innovators Development Program,通称MID)は、
イノベーティブな医療機器開発を行う人材を育成するための
プログラムとして位置づけられています。
本事業を通じて、医療機器業界における次世代イノベーターの育成と
そのネットワークの醸成を目的としています。

CONCEPT

医療機器イノベーションのリーダー人材を育成するプログラム

2001年にスタンフォード大学でスタートした医療機器イノベーションのリーダー人材育成プログラムである「バイオデザイン・プログラム」は、2015年より「ジャパンバイオデザイン」として日本でも導入、運営されています。そのプログラムコンテンツをベースとし、ジャパンバイオデザインの専門講師陣による実践的、体験的なプログラムを提供します。

医療現場観察実習を含む実践的なプログラム構成

プログラムには医療現場観察実習を含み、現場観察実習から得られた医療現場ニーズを素材として、実践的に学べるプログラム構成となっています。

SCHEDULE

開催回 開催日と
時期目安
開催時間 形態 狙い
第1回 1日目
9月9日(火)
9:00~17:00 講義 プログラム開講に当たり、基調となる講義を行い、受講者の動機付けに繋げる。
講義/ワーク バイオデザイン手法を短時間でのワークショップ形式で体験的に学び、手法の全体像を知ると共に、バイオデザイン用語に慣れる。
講義 ニーズステートメントに関する深堀の講義とワークを行い、ニーズステートメントの作成手法を身に着ける。
医療現場観察実習の事前学習として、医療現場観察時の注意事項、並びに観察先診療科の基礎知識を学ぶ。
第2回
第3回
2日目・3日目
10月 7日(火)
10月 14日(火)
10月 21日(火)
9:00~17:00 医療現場観察実習(1)
医療現場観察実習(2)
[東京大学医学部附属病院]
※グループに分かれ、主催者が指定した2日間に参加
実際の医療現場にて現場観察実習を行い、観察に基づく課題抽出とニーズ素材を得て、ニーズステートメントを作成する。
第4回 4日目
11月20日(木)
9:00~17:00 講義/ワーク
(グループ発表)
現場観察に基づくニーズステートメントのグループ発表を行い、講師からのフィードバックを得る。
講義/ワーク 講師からのフィードバックに基づき、ニーズステートメントの改良を行う。ニーズスクリーニングの方法を学ぶ。
第5回 5日目
12月10日(水)
9:00~17:00 講義/ワーク
(グループ発表)
ニーズステートメントと仕様書のグループ発表を行い、講師のフィードバックを得てニーズフェーズを完了する。
講義/ワーク Brainstormingによるアイディア出しの手法を学ぶと共に、ニーズ仕様書を踏まえた医療機器コンセプトを創出する。
第6回 6日目
令和8年1月7日(水)
9:00~17:00 講義/ワーク
(グループ発表)
コンセプトのグループ発表を行い、講師のフィードバックを得る。
講義/ワーク 薬事と保険、特許、ビジネスモデルの講義を行い、リスクマトリックスを完成させる。プロトタイプについて学ぶ。
第7回 7日目
2月12日(木)
9:00~17:00 講義/ワーク
(グループ発表)
コンセプトのグループ発表を行い、講師のフィードバックを得、コンセプトを改良する。
講義/ワーク 良いプレゼンに関する講義を行う。
第8回8日目
2月27日(金)
14:00~16:00 最終報告会 グループ毎にファイナルプレゼンテーションを行い、講師陣からの講評を得る。受講生関係者に加え、一般からも広く視聴参加者を募集する。
  • 実践型ワークショップを基本としており、期間中は課題がございます。最終発表は経営者に向けた新規事業提案を目的とします。期間中は、現業の時間も割くことになりますので、上司や経営者の方とご相談の上ご参加ください。プログラムのために割く時間は参加者それぞれ、また実施日以外にも課題に取り組む時間が必要となりますが、その時間が成果につながると考えています。
  • 実施内容についてはプログラムの進捗に応じて若干変更することがございます。予めご了承ください。

LECTURERS

  • 中尾 浩治 氏
    (一社)日本バイオデザイン学会 特別顧問 博士(生命医科学)

    (株)テルモ及び日本医療機器産業連盟の元会長。国内外の医療機器産業に豊富な経験を有す。日本にバイオデザイン教育を導入したファウンダー。現在、医療機器分野の社外取締役、アドバイザーを務める。

  • 池野 文昭 氏
    スタンフォード大学、医師
    (一社)日本バイオデザイン学会 理事

    1992年自治医科大学卒業。2001年からスタンフォード大学循環器科での研究を開始し、以後、国内外で多くの医療機器ベンチャー及び大手医療機器メーカーの開発に関与。2014年から、スタンフォード大学にてバイオデザイン指導者として教鞭をとる傍ら、中尾氏と共に日本版バイオデザインの立ち上げに深く関与してきた。

  • 前田 祐二郎 氏
    東京大学医学部附属病院 トランスレーショナルリサーチセンター バイオデザイン部門
    部門長、歯科医師
    Stanford Biodesign Global Faculty

    東京大学でスタンフォード大学と連携した医療機器スタートアップアクセラレーター“バイオデザイン“を運営。医療テクノロジーインキュベーターのプレモパートナー株式会社を創業。医療AIスタートアップのアイリスのディレクター。歯科医師として3つのクリニックを運営。早稲田ビジネススクール非常勤講師。東京薬科大学特命教授。

  • 柿花 隆昭 氏
    東京大学医学部附属病院 トランスレーショナルリサーチセンター バイオデザイン部門
    特任助教、理学療法士
    ジャパンバイオデザイン 第V期フェロー修了

    東北大学病院にて10年間理学療法士として臨床業務に従事。内部障害、糖尿病足病変、切断患者に対するリハビリテーションを専門としている。日本 フットケア・足病医学会ガイドライン委員、装具委員。 2017年に東北大学大学院を修了し、博士号(障害科学)を取得。 2019年にジャパンバイオデザイン フェロ―シップを修了。その後、東京大学に移籍し、若手研究者の医療機器開発支援事業、新興国・発展途上国 における企業向けの医療機器開発支援事業を行っている。

  • 林 健太郎 氏
    東京大学医学部附属病院 小児外科、医師
    ジャパンバイオデザイン 第VII期フェロー修了

    2011年東京大学医学部医学科卒業。亀田総合病院で消化器外科医として勤務後、2017年より小児外科医として東京大学医学部附属病院、埼玉県立小児医療センターにて勤務。日本内視鏡外科学会技術認定医。2022年にジャパンバイオデザインフェローシップ修了し、2022年東京大学バイオデザイン発スタートアップ株式会社HICKY代表取締役に就任した。AMED、NEDO等の助成を受け、クラスIVの植え込み型医療機器の開発を進めている。2022年Link-J Medtech Pitch Contest Demo Day優勝。東京大学バイオデザインの運営にも参画。

  • 澁澤 喜人 氏
    東京大学医学部附属病院 トランスレーショナルリサーチセンター バイオデザイン部門
    特任助教
    ジャパンバイオデザイン 第VIII期フェロー修了

    大手外資系医療機器メーカーで複数の大学病院・国立施設を担当し、製品導入に関わる活動を行う。その後、日本臓器移植ネットワークにてコーディネーターとして勤務し、国立がん研究センター東病院NEXT医療機器開発センターにてAMED「先進的医療機器・システム等技術開発事業 内視鏡外科手術のデータベース構築に資する横断的基盤整備・共通基盤」に従事。同施設認定ベンチャー㈱Surg storageを共同創業。東京大学医学部附属病院で勤務。AMED「官民による若手研究者発掘支援事業(社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト)」「若手研究者によるスタートアップ課題解決支援事業」に参画し、研究者の事業化支援・ベンチャー創業支援を行っている。

  • 三澤 俊英 氏
    東京大学医学部附属病院 トランスレーショナルリサーチセンター バイオデザイン部門
    特任助教
    ジャパンバイオデザイン 第VIII期フェロー修了

    信州大学大学院工学系研究科にて骨再生スキャフォールドの研究に従事(工学修士)。内資系医療機器企業の研究開発職として製品上市を複数経験する傍ら、早稲田大学大学院経営管理研究科(MBA)を修了。その後、デロイトトーマツグループにてコンサルティング業務および官公庁事業に従事。2023年10月より東京大学医学部附属病院 バイオデザイン部門に特任助教として着任。2023年 ジャパンバイオデザインフェローシッププログラム 修了。2023年度未踏アドバンスト事業採択。

  • 桐山 皓行 氏
    東京大学医学部附属病院 循環器内科 助教、医師
    Stanford Biodesign Global Faculty

    東京大学医学部附属病院 循環器内科で冠動脈・Structure Heart Diseaseに対するカテーテル治療を中心に臨床診療に携わる。所属する日本循環器学会で、渉外委員会メンバー、またJapanese International Young Cardiologist(JIYC) リーダーとして学会の国際活動の推進に従事している。医療機器開発関連に関しては、2020年にStanford University Global Faculty in Training (GFIT) programに参加し、以降Japan Biodesign Faculty 兼 東京大学Biodesign Fellowship programを中心として、バイオデザインプロセスを用いた医療機器開発の指導を行っている。

  • 久野 栄造 氏
    IBC一番町弁理士法人 パートナー弁理士

    大学院(工学修士)を卒業後、国内特許事務所にて弁理士として勤務。国内医療機器メーカーへの出向経験を機に、医療機器ビジネス関係の知財業務に従事。2015年から始まったジャパンバイオデザインプログラムの知財メンター、および同プログラムを経て設立されたスタートアップ企業の知財マネージャーを務める。また、AMED関連事業の知財メンター、アントレプレナー支援型企業や地方自治体主催の医療機器開発プログラムの外部アドバイザー等も兼務している。

  • 福田 恵子 氏
    大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部未来医療センター 特任准教授、臨床工学技士

    2014年リーズ大学大学院Health Management, Planning and Policy 科修了。臨床工学技士として国内外の医療施設にて約12年、その他企業や世界保健機関(WHO)等にて医療機器の専門家として従事。2015年11月から厚生労働省医政局経済課医療機器政策室にて、新規の医療機器の保険収載について企業相談や保険適用希望書の作成支援、2回の診療報酬改定等に従事。直近は健康局結核感染症課にて感染症対策に従事。2021年4月から大阪大学医学部附属病院未来医療センターにて、主にアカデミア発の医療機器開発等の支援。

  • 冨岡 穣 氏
    国立がん研究センター東病院 医療機器開発支援室 室長

    大阪大学大学院工学研究科(修士課程)を修了後、新卒で独立行政法人医薬品医療機器総合機構に入職し、その後10年間一貫して医療機器審査に従事。医療機器審査の経験を活かし、日本で世界を変える医療機器が開発される支援をすべく、国立がん研究センター東病院に転職し、現在に至る。国立がん研究センター東病院では、医療機器開発支援室長、医工連携支援室長を歴任し、出口に近い企業との共同研究の支援から、アカデミアとの連携によるプロジェクト創出まで様々なフェーズの医療機器開発の支援を行っている。スタートアップやアカデミアをはじめとした外部プロジェクトの支援も積極的に行っている。

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折り返しご連絡致します。

【MAIL】jbd@biodesign.tokyo

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